パニック障害・パニック症候群の基礎知識 [パニック障害基礎知識]


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※厚生労働省HPより引用


「パニック障害」「不安障害」も、近年よく用いられるようになった病名ですが、
正確にいうと、両者は並列関係にあるものではなく、上図のように、
「パニック障害」は「不安障害」の下位分類のひとつとされています。


「不安障害」というのは、精神疾患の中で、不安を主症状とする疾患群を
まとめた名称です。


その中には、特徴的な不安症状を呈するものや、原因がトラウマ体験に
よるもの、体の病気や物質によるものなど、様々なものが含まれています。



中でもパニック障害は、不安が典型的な形をとって現れている点で、
不安障害を代表する疾患といえます。


「パニック障害・パニック症候群」
誰もが一度くらいは聞いたことがある名前だとおもいます。



ひと頃前は、芸能人の間でも流行?していたということで
若い方の関心を引いた病気です。



誰もが陥る可能性がある半面、正しく治療法を理解していれば、
必ず治る病気です。



パニック障害は、日本ではまだはっきりした患者数は分かって
いませんが、この病気自体は世界的に見れば特に珍しいものではなく、
アメリカではパニック障害の患者は人口の3%程度と言われています。



日本で認知されてきたのは最近ですが、少なくとも100人に1人は
パニック障害にかかったことがあるとも言われていて、最近では、
特に珍しい病気ではなくなっています。



パニック障害を含む不安障害は年々増えていて、米国では今や
10人に3人以上が経験する病気であることがわかっています。



今の日本を、精神科的見地から、社会経済的に見るとまさに
「社会が精神病を患っている」といえるでしょう。



現代人の持つ様々なストレスが大きな原因ともいわれます。



それも単なる「精神病」ではなく、うつ病などのさまざまな
メンタル病を併発しているという特徴があります。



世界が一転、リーマンショックを皮切りに、リストラ、倒産の嵐が
吹き荒れ、一人ひとりが不安や無力感、絶望を抱え、自殺者の数も
加速度的に増えています。



まさに現代病とも国民病とも言われる所以です。



ご自身がパニック症候群(障害)であったり、ご家族がパニック障害
であった場合、なかなかどうやって、対処、治療していいか・・・
通院、治療がためらわれたり、知られたくなかったりします。



精神疾患病にかかる人がここ近年で確実に増え続け、
さらに内容も深刻化してきていることです。 
パニック症候群も精神疾患の一つです。



⇒パニック症候群・パニック障害 原因 症状 治療 克服法

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